OSC2007 Kansai ― 2007年07月26日 01時28分
21 日土曜日にオープンソースカンファレンス 2007 Kansai へ行ってきました。
ブラウザでの JavaScript の世界へのお誘い
もじら組のしものさんによる講演。JavaScript や Ajax ライブラリについて触れたあと、Firebug の紹介がありました。addons.mozilla.org へ行き Firebug をインストールするところから実際の使用までを、リアルタイムでデモしてくれたのがわかりやすかったです。ただ、画面の解像度が高すぎてスライドの文字が読みづらかったかも。
Ruby on Rails ハンズオンセミナー
実際に Ruby on Rails で簡単な Web アプリケーションを作ってみようという企画。Ruby on Rails 初体験だったのですが、これは確かに手早くものを作るにはもってこいですね。資料に $ vi ....rb とあって、vi なんて最後に使ったのは何年前だったっけとあせったのですが、さすがにそこは Emacs でも何でもいいとのことで一安心。しかし日本語配列なのはいいとして、Caps Lock と Ctrl の位置、Ctrl + h が一文字消去ではなくヘルプなど、微妙なところでやりづらかったです。
Ruby の紹介で、Ruby を使い慣れてくると for 文を使わなくなるといっていたのが印象的でした。JavaScript でもバージョン 1.6 以降なら Array#forEach、Array.forEach があるのですが、どうも関数生成・関数呼び出しのコスト、いちいち function や return といったキーワードを書かなくてはいけない手間が気になって、何でもかんでも使おうとは思えないというのが個人的な感想です。
環境によっては for 文と配列拡張 (Array Extras) とで速度に大差はないとのこと。ちなみに、SpiderMonkey において for-in 文・for-each-in 文が for 文・配列拡張より遅くなる原因として考えられるのは、新規イテレータオブジェクトの作成、プロトタイプチェーンの探索、重複するプロパティ名の除去といったところでしょうか。
ライトニングトーク
閉会式に先立って持ち時間 5 分のライトニングトーク。収支概算が大流行でした。もじら組某氏のチャイナ服はみんなスルー気味だったような。
Ruby 関西
Ruby 関西に参加すると Haskell ができるようになるそうです。
もじら組
ここに、himorin (しもの) さんによるプレゼン手法、通称「himorin メソッド」が開発されました。
- 用意するもの
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- バッテリーが寿命を迎えたノート PC
- 手順
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- まず Mozilla 24 の紹介。
- Mozilla 24 プログラムの書類選考結果 53 件をひたすら読み上げる。
- 3 分経過、このまま結果読み上げで 5 分使い切るのかと思ったところで、バッテリー切れにより PC が休止状態へ突入。
- そのまま終わってしまうのかと思いきや、1 分程度で復帰完了。残り 1 分をきってる。
- とにかく残りのページだけめくり、ネゴロさんの耳付き写真が出たところで再び休止状態へ。
- 終。
宇田道信さん
自作の楽器「ウダー」の紹介。和音の構成を多角形として視覚化できるとのことで、音楽的素養ゼロの私にもなんかすごいということは十分伝わりました。TLD la はラオス。
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